勉強会・研究会とは
コトづくりの研究部門を構成する5つの分野で教員や地域の企業、支援機関が集まって“ワイガヤ”を行っていく予定です。その中で共同研究のテーマや地域の活性化に繋がるような取組みがプロジェクトとして生まれる「場」がこの勉強会・研究会です。
勉強会・研究会の仕組み
令和6年度地域コトづくりセンター所管研究会一覧
今年度は地域創生・安全工学分野(5件)、環境・エネルギー分野(2件)、医療・福祉工学分野(1件)、
先進物質材料開発分野(1件)、天文宇宙分野(1件)の合計10研究会が活動しています。
研究会一覧表については、こちらよりご覧いただけます。
研究会名 | 代表者 | 概要 |
審良 善和
(海洋土木工学) |
コンクリート構造物に対する維持管理の重要性に鑑み、建設後の構造物の状態を正しく診断するための既存技術の応用及び新技術の開発研究を行うと同時に地元で活躍する土木技術者の技術力向上を図る。 | |
加工計測IoT研究会 | 熊澤 典良
(機械工学) |
機械加工の高度自動化を行うための加工計測、状態監視、制御、IoTを統合するシステムの研究を産学官で推進し、そのノウハウにより県内企業の生産性の向上に寄与することを目指す。 |
酒匂 一成
(海洋土木工学) |
これまでに県内のボーリング等のデータ収集に取組み、これらのデータを元に鹿児島県の任意の三次元地盤図 を表示・活用するためのシステムの構築などを行ってきた。構築してきたデータベースの内容向上や土木技術者などを対象にした利活用方法について検討し、システムの実用化を目指している。 | |
出水麓環境デザイン研究会 | 木方 十根
(建築学) |
本研究会は鹿児島県内で唯一日本遺産に登録されている「武家屋敷群・麓」におけるまちづくりを公・民・学の共創で支援するプラットフォーム(地域中間組織)としての役割を果たすことを目的とし、空き家の再生や町並み環境整備に対する支援によって定住促進と観光活性化を図り、地域創生を推進するものである。 |
鹿児島地域づくりビジョン研究会 | 木方 十根
(建築学) |
本研究会は、南九州の中心である鹿児島都市圏を対象とし、賑わい創出、暮らしの質向上といった社会情勢への対応、都市基盤施設の更新、景観や環境の保全・継承、といった、都市をめぐるソフト・ハード両面の諸課題をとらえ、産学一体となって都市デザインの将来を展望することを目的とする。 |
ライフサイクルハウス研究会 | 鷹野 敦
(建築学) |
木材のみで建物を作る「Jログ工法」を基盤とし、木材の特性を最大限に活かした”人”にも”自然環境”にも最適な新しい木質工法システム(ライフサイクルハウスシステ ム)の研究開発を行う。 |
資源リサイクル研究開発研究会 | 加藤 太一郎
(化 学) |
脱炭素化の流れを実現するためには、これまで廃棄物とみなされていた化石燃料由来の化学製品をリサイクルして再利用する取り組みを推進すると同時に、そもそも化石燃料に依存しない基幹物質の生産推進が必要不可欠です。本研究会では、化学とバイオの知見を有する研究者が集まりその強みを組み合わせることで、持続的社会の発展と地域産業の高度化を推進する地域イノベーションを創出し、資源リサイクル問題の解決につなげます。 |
有人離島における再生可能エネルギーを活用した地域社会モデル研究会 【休会】 | 加古 真一郎
(海洋土木工学) |
本土から遠く離れた小離島のような厳しい地理条件に置かれた地域が抱える様々な問題を解決し豊かな地域社会を形成するため、再生可能エネルギーの効率的な作り方から貯め方、使い方を研究することを目的とする。 |
HTSバイオ分子設計研究会 | 伊東 祐二
(化 学) |
より高速で確実な機能性分子の創生に向け、広範囲な分子ライブラリーからの機能性分子の特定における、次 世代シークエンサーを使ったHTS(高速配列解析)技術の導入と高度化、さらにその普及を目的とする。 |
食品加工開拓研究会 | 二井 晋
(化学工学) |
卵白や黒酢等の食品加工を視野に入れた独自の粉体 化と経験的に効能がある素材での機能性成分の特定、抽出、複合化等の技術に興味をもつ南九州地区の産学官の交流・討議の場とする。 |
鹿児島ハイブリッドロケット研究会 | 片野田 洋
(機械工学) |
小型ハイブリッドロケットに必要な各種要素技術に関する情報収集と各自技術の開発を行い、県内企業とも協力しなが ら鹿児島県産小型ハイブリッドロケットの製造と打ち上げを目指す。 |