「CRS資源循環システム共同研究講座」の設置
理工学研究科に共同研究講座「CRS資源循環システム共同研究講座」が設置されました。
本共同研究講座は、令和元年9月から施行された「鹿児島大学共同研究講座及び共同研究部門に関する規則」に基づく本学第1号として設置されたものであり、地域コトづくりセンターの研究部門所管の研究会がそのベースとなっております。パートナー企業のCRS株式会社(本社:東京都)と共に、鹿児島の特徴的な各種産業活動によって排出される様々な産業廃棄物を新たな資源として循環させるシステムを構築することで、地域の環境保護と地元産業の活性化に資することを目的としています。
このたび、パートナー企業であるCRS株式会社においては、本共同研究講座の活動を促進するため、資源循環システムのためのパイロット設備を備えた「CRS入来研究所」を薩摩川内市入来町に設置し、11月16日に開所式が挙行されました。今後は、この研究所を拠点とし、地域コトづくりセンター所管の研究会とも連携しつつ、焼酎工場や魚の養殖場などから出る食品廃棄物を家畜のエサや肥料として有効利用する資源循環システムを開発・研究していく予定です。
<NHK鹿児島での報道>
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20201116/5050012622.html
2020年11月18日