教員向けプログラミング講座を開催しました
わかりやすい教材で教員をサポート
肝付町×地域コトづくりセンター連携事業
物理・宇宙プログラム 小山佳一教授が、中学校の技術科教員を対象とし、
学校現場で使えるプログラミング教材の事例としてマイクロビットを使った講座を行いました。
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私達の生活の中で、ITとのつきあいはますます切っても切り離せなくなっていますが、
地域コトづくりセンターと包括連携を結んでいる肝付町でも、小・中学校でのプログラミング教育が始まったものの、
プログラミング教育を行う教師の知識・経験・技術不足が課題となっています。
そこで、今回は、中学校の教員向けに、プログラミング講座を行うことになりました。
概要:
【日時】2021年10月13日(水) 14:00-16:30
【場所】肝付町文化センター2階会議室
【対象】肝付町を中心とした・南大隅・東串良等の中学校技術教諭
【内容】マイクロビットを使ったプログラミング
【出席者】中学校技術教諭等計9名
今回の教材はマイクロビットというBBCがプログラミング教育用に開発したマイコンで、世界中で利用されているものです。
まずは、タブレットを使い、プログラミングを行います。次に、プログラムをマイクロビットに同期させることで、音を流したり、
光センサーを使って動作させたりすることができます。
今回は、最終的に、モーターを動かして前進する「虫ロボット」を制作しました。
本講座で制作した「光で制御する虫ロボット」とそのプログラミング
2時間半という短い時間で、駆け足の講座でしたが、参加した教員からは
「ダンボールのロボットは、シンプルで子供でも作れるもので、とても参考になりました。」
「いろいろな応用も試してみたくなりました。」等の前向きなコメントが多く好評でした。
今後も、コトづくりセンターでは、理工学研究の知見をもとに、地域の課題に貢献する活動を行っていきたいと思います。
プログラミング講座は、教員向け、子供向け、親子向けなど、いろいろなニーズに合わせて開講できますので、
ご興味のある方はコトづくりセンターまでご連絡ください。
2021年10月14日